■ペレットストーブ・テルモロッシ・URBAN(アーバン)■
テルモロッシ初めてのシールドタイプ(FF式)のペレットストーブURBAN(アーバン)です。高気密住宅でしたらこれくらいの小型ストーブでも十分です。
■URBAN(アーバン)の特徴
URBANアーバンはテルモロッシが初めて手掛けた小型のシールドタイプ(FF式)のペレットストーブです。高気密な日本の住宅でしたらこちらで十分な暖房能力を体感頂けます。
①タイマー機能付き操作パネルで標準リモコン付き
②シールド式ペレットタンク蓋
③デザインと安全性に配慮した脱着式ドアハンドル
④鋳物の燃焼皿
⑤排気管が横出し可能なサイドパネル(オプション部品が必要です)
⑥全面ガラスで熱歪みの小さい鋳造ドアフレーム
■URBAN(アーバン)の主な仕様■
技術的特性 |
URBAN E |
|
燃焼出力(最小/最大) |
Kw |
4.0/8.0 |
暖房出力(最小/最大) |
Kw =Kcal/hr |
3.70/7.10 (3,182/6,106) |
暖房可能容積 |
㎥ |
190 |
定格出力時燃焼効率 |
% |
89.00 |
低出力時燃焼効率 |
% |
93.20 |
使用電力 |
|
230V/50Hz |
消費電力 (最小/最大) |
Watt |
50(0.22A)/380(1.65A) |
定格排気ガス量 |
g/s |
4.7 |
低出力時排気ガス量 |
g/s |
2.6 |
定格出力時排気ガス平均温度 |
℃ |
178 |
低出力時排気ガス平均温度 |
℃ |
111 |
定格最少ドラフト圧力 |
mbar |
0.12 |
低出力最少ドラフト圧力 |
mbar |
0.12 |
排気ガス管の直径 |
mm |
80 |
ペレットタンク容量 |
kg |
17 |
ペレット消費量 (最小/最大) |
kg/時 |
0.82/1.66 |
燃焼持続時間=燃料充填までの時間 (最小/最大) |
時間 |
20.7/10.2 |
酸素13%の排気に含まれる一酸化炭素の測定濃度:定格時 |
mg/m3 |
79 |
酸素13%の排気に含まれる一酸化炭素の測定濃度:低出力時 |
mg/m3 |
300 |
本体重量 |
kg |
80 |
外形サイズ w×d×h |
mm |
439×467×903 |
■URBAN(アーバン)取扱説明書
■URBAN(アーバン)機能
■Thermocore(サーモコアシステム)
Thermocore(サーモコア)システムは縦長のペレットストーブにおいて効率的に排気と送風の熱交換を可能にするシステムです。
高温の排気は燃焼室上部から煙道パイプを下り、排気口から煙突へ排出されます。逆に送風はストーブ下から送風ファンにより煙道パイプの外を熱交換しながらストーブ上部の温風口から室内へ対流させます。
※背面からの送風は別モデル(PLUS)のものです。アーバンにはございません。
■排気口
URBAN(アーバン)は排気管が横出し(オプション部品必要)出来るようにET1000と同様に排気口(接続口)がストーブ内部にに引き込んでいます。排気管計画時に考慮して下さい。
アーバンの排気口はET1000と同様に本体背面より120mm中にあります。(左写真)
室内立上げ標準セットを使う場合SAVE社の250mm直管(PNL802)を追加して下さい。
■給気口
URBAN(アーバン)はシールドタイプ(FF式)のペレットストーブです。室内が負圧(50Pa以下)になる超高気密住宅の場合は屋外から燃焼空気を取り入れることが可能です。取扱説明書の従って施工して下さい。また通風孔の追加や換気方式の見直しにより室内の空気を燃焼空気として使用する事も可能です。
給気口径はΦ38です。金属製の管を使う場合は管が結露しやすくなりますので、断熱材を巻く事をお勧めいたします。
■ペレットタンク蓋
シールド(FF式)タイプのペレットタンク蓋はパッキンにてシールドされています。ご使用の際は必ず蓋が閉まっている状態でご使用下さい。
■ドア
ドアフレームはMonAmourと同じ鋳物フレームを採用。ドアパッキンが耐久性の高いステンレスメッシュカバーが施されています。
■着火ヒーター
シールドタイプになりましたので着火ヒーターの取付はねじ込み式になりました。17mmのレンチで脱着可能です。
注意:着火ヒーターの交換時はオーガモーターを外さないとヒーターを抜けません。
■燃焼皿
燃焼皿はガラス側の炎制御板が廃止になりました。その代わりに大き目のエアーカーテンが本体側に追加されいます。
■エアーカーテン
燃焼皿の炎制御板の廃止に伴い、エアカーテンを兼ねた二次燃焼空気吹き出し口が本体側上部に追加になりました。
■サイドパネルの外し方
ストーブ背面の上部のネジ(左写真)を外して下さい。
サイドパネル下部の2か所のネジ(左写真矢印)を外して下さい。
サイドパネルの上部には左写真の様なフック形状で引っ掛けてあります。
バックパネル方向へスライドさせるとサイドパネルを取り外せます。
■URBAN(アーバン)のオプション機能
■i-control(アイコントロール)
■オプションにて別売のWi-Fiモジュールを装着する事でWi-Fi機能を追加する事が出来ます。専用アプリを使ってスマートフォンやタブレットなどで遠隔からストーブの操作が可能になります。テルモロッシの新しいモデルは順次「i-control」対応へ切り替わります。
テルモロッシの新しいモデルは順次「i-control」へ切り替わります。アーバンにも採用されておりオプションのWi-Fiモージュールをストーブへ装着することで、スマホやタブレットから
ストーブの操作が可能になります。
■ROOM CONTROL(ルームコントロール)
■室温を管理するするためのサーモスタットです。(オプション)
設置された場所の温度をストーブへ送信します。ストーブは設定された室温に合わせて火力・温風レベルを自動調整します。
これまでのサーモコンフォートリモコンの廃番に伴い、室温を設定して自動運転する場合はこちらの「ROOM CONTROL」(オプション)になります。新しいモデルのストーブには標準でプログラムされているので「ROOM CONTROL」を購入するだけです。