■キャンプ用薪ストーブの煙突の逆流対策

近年のキャンプブームで人気なのが薪ストーブです。特に冬のキャンプ場は強風になる事もしばしばです。この際に煙突からの排気が上手く出来ず煙が逆流するなどしてお困りのキャンパーさんもいらっしゃるかと思います。その悩みの解決するのにドラクリは最適です。

キャンプ用薪ストーブの煙突サイズは各メーカーで異なりますが主流はΦ60前後です。ドラクリの最小サイズはΦ80ですのでこちらの径に合わせることで快適なキャンプストーブライフを実現出来ます。

■基礎知識

薪ストーブはペレットストーブと違い排気用のファンがありません。したがって排気を良くするためには自然なドラフト効果が必要になります。これは家庭用、キャンプ用を問わず基礎知識として覚えておいて下さい。

●煙突を高くする

特に煙突は高くすることでドラフト効果を高めます。また煙突トップの周りは障害物がないように設置場所を選びましょう。キャンプ用でしたら煙突トップがテントの高さより60cm以上になる様に煙突を延長する事です。障害物(テント)が煙突トップの近くにあるとテントに当たった風が不規則に跳ね返るので排気を阻害する場合があります。俗に風圧帯と呼ばれています。風圧帯の場合はドラクリでも改善出来ません。

●煙突を断熱する

一方で煙突を高くすることにより排気が冷やされるとドラフト効果は著しく低下します。火を付けた直後はなかなか排気しないのはこれが理由です。これを知っている人はバーナーで煙突を炙っているいる光景を目にします。現在、住宅用の薪ストーブの煙突は断熱二重管になっているのが一般的です。これにより暖気を冷やさずドラフト効果を高めています。キャンプ用薪ストーブも理想は断熱するのが理想です。

 

 

以上をご理解した上で色々と工夫して下さい。

■簡単に煙突サイズを変更する方法

ここでは市販品を使って機械加工など特殊な工程や道具が必要なく出来る方法をご紹介いたします。

1:一般的なキャンプ用薪ストーブの煙突

市場に売られているキャンプ用薪ストーブの煙突外径は約Φ60前後が多いようです。

今回はドラクリを差し込む5cm程度を簡単にΦ80にする方法をご紹介いたします。


2:サーモバンテージで外径アップ

既に煙突の断熱材として使用されている方もいっらしゃると思いますがバイクのマフラー等にも使用されるサーモバンテージ(サーモシールなどとも呼ばれる)を使って外径を太くします。厚さ2mm幅5cmのバンテージでしたら4~5巻き(全長約1.3m)すればΦ80程度になります。

※きつく巻き付ける場合は厚みが多少薄くなります。

耐熱温度はおおむね1000℃以上なので薪ストーブでも問題ありません。

Amazonさん販売ページから転用のバンデージ
Amazonさん販売ページから転用のバンデージ

3:仕上げはテフロンテープで固定・調整

サーモバンテージでΦ79~Φ80に少し細めに巻き上げたらバンテージの固定を兼ねてテフロンテープ(厚さ約0.1mm)を2~3巻きすると径も微調整出来て表面も滑らかに仕上がり密閉性も向上します。

※仕上げ前にドラクリを挿入して感触を確認した後、仕上げて下さい。

Amazonさん販売ページから転用のテフロンテープ
Amazonさん販売ページから転用のテフロンテープ

■完成

ドラクリを差し込んで完成です。黒い部分は

ドラクリの差し込み止めとして市販のホースバンド(金属)を利用すると便利です。

※理想はホースバンドを利用しなくてもドラクリが動かない程度に仕上げると気密性が高まりドラクリの効果をより発揮します。

 


■その他使用出来そうな異径管(リデューサー)

詳細寸法がわからないので適合するかは不明ですが適合すれば便利な異径管をご紹介します。

※詳細や購入は自己責任でご確認下さい。

■ユーザー様作例

左の写真はユーザー様自身にてΦ60/Φ80の異径管を使ってドラクリΦ80と接続させてた例です。今回のポイントは接続の際の隙間を耐熱パテで埋めてシール性を確保したとの事です。テストキャンプでは性能バッチリとのこと。本格シーズンが待ち遠しいですね。