■エコサーモ6000・8000のメンテナンス■

エコサーモ6000・8000は日々のメンテナンスとシーズンオフのメンテナンスは非常に大事です。その目安となっているのがストーブ天板の取り付けられている灰の掻き落とし棒(2本)です。

ペレットストーブ

左は送風管の周りの灰を掻き落とす棒です。

燃焼室背面の灰が固着するのを防ぎますので

取扱説明書の通り3日に一度は上下させて下さい。

この棒が下まで下りていない場合は背面の灰が固着していますので燃焼室壁を外す必要があります。


■エコサーモ6000・8000の大事なメンテナンス

エコサーモ6000・8000クラスの場合は燃焼室背面の構造が異なります。シーズンオフには必ず下記メンテナンスを実施して下さい。

ペレットストーブ

ガラスドアを開けて灰受けを取り除くと燃焼皿の下の隙間に約40㎝ほどの長方形のプレートが3本のネジで固定されています。ネジを緩めてプレートを外します。


ペレットストーブ

写真の様に燃焼室裏の灰がびっしり溜まっているのが確認出来ますのでこれを除去して下さい。

S字パイプ用の掃除ブラシを差し込んで上部の灰を掻き落として下さい。


ペレットストーブ

燃焼室の壁を外すと背面は左写真の様になっています。シーズンオフの湿気で灰が固まると背面に灰が溜まりだし排気口を塞いでしまいます。


■燃焼室の分解方法

ペレットストーブ

ペレットの落下口脇に2箇所のネジがあります。これを外すと燃焼室は2分割されていますので手前に引き出す事が出来ます。

長年使用しているとネジが非常に硬くなりますので潤滑剤などを塗布してネジ頭をハンマーで叩くなどして緩めやすくして下さい。

最悪の場合ネジをドリルで壊す必要があります。ネジはM5長さ25㎜です。


ペレットストーブ

燃焼室の壁を取り除いた内部。


ペレットストーブ

チューブは送風管(左右合計8本)です。この送風管周りの灰を掻き落とす役目が写真の四角いプレートです。これに棒が溶接されています。(これが上下してクリーニングします。)


ペレットストーブ

左の写真は送風管周りの灰が固着して排気口が塞がれた状態です。

この時掻き落とし棒は下まで下りていない状態ですので分解しなくても推測出来ます。


燃焼室の壁を取り出すことの無いように日頃から取扱説明書に従って、正しいメンテナンスを行って下さい。