■煙突への風の吹き込み・逆流防止なら「ドラクリ2」■
薪ストーブ、ペレットストーブ、ペレットボイラー、パッシブハウス等の煙突・排気筒を必要とする機器の大敵はスムーズな排気を阻害する煙突内への風の吹きこみです。薪ストーブにおいては風の吹き込みにより煙が室内へ流れ込む話を良く耳にします。ペレットストーブには通常電動の排気ファンが装備されていますが北国の強風下では市販の煙突トップでは対応出来ません。こんな状況の時にこそイタリア・スキアボルディ(SCIABORDI)のドラクリが効果を発揮します。
以前のドラクリが仕様変更になり、取り付け形状が異なります。新たに「ドラクリ2」として発売いたします。基本性能に変りはございません。
<煙突トップ・ドラクリのしくみ>
「ドラクリ」の構造は全くシンプルです。設置も既存の煙突トップを「ドラクリ」に付け替えるだけです。その効果も強風が吹けば吹くほどドラフトを発生させますので強風でお悩みの方には最適です。煙突内への吹き込み・逆流防止の為の煙突トップです。
ヨーロッパでは当たり前の様に普及していますが日本ではほとんど普及しておりません。是非、最新のユーロ技術をお試し下さい。

注意:ドラクリを装着される際は雨の浸入を考慮してスチームトラップ付のT管にて
立ち上げて下さい。
注意:ドラクリの性能を100%発揮させるには垂直立ち上げの場合、壁から40cm
離して下さい。また水平出しの場合は壁から90cm離すことをお勧めいたし
ます。
注意:二重管への装着は管の外径へドラクリを挿入出来るようにサイズをお選び下さ
い。
(内径への装着は気流の乱れを生じて効果が十分発揮出来ない場合があります。)
注意:薪ストーブの煙突の立ち上げは下側がメス、上側がオスのはめ込みの組み合わせになり
ます。ドラクリの挿入口はメスになりますので、挿入穴径を必ず確認下さい。
<メーカーの実証動画>
あらゆる方向からの風や上下左右同時の風(乱流を想定)にも効果を発揮する事を実証しています。
<煙突トップ・ドラクリ2の価格>
※原材料費、輸送費などの高騰及び為替の影響により2023年1月より値上げさせて頂きました。何卒、ご理解下さいます様お願い申し上げます。また、価格は予告無しに変更になる場合がございます。
<煙突トップ・ドラクリ2の画像>
<ドラクリ2の主要寸法>
■ドラクリ2の取付け(固定)方法
ドラクリ2はドラクリと取り付け方法が異なります。ドラクリ2には挿入の部にストレート(直線)部分が無いため固定用クランプでガッチリ固定する必要があります。以下の二通りの場合について説明いたします。
●直管に差込み止めの山(3mm程度)がある場合
直管に差込み止めの山(3mm程度)がある場合はそのまま差込み固定用クランプでガッチリ固定して下さい。固定用クランプが上下があります。(径が違います。)上下を確認して取り付けて下さい。


●直管に差込止めが無い場合
直管に差込止めが無い場合または山の高さが低い場合は付属のシリコーンパッキンを差込止めの代わりに取り付けて固定用クランプでガッチリ固定して下さい。


注意:構造上差込み長さは5cm以下にして下さい。また、ストレート部分が無いためクランプで固定しても多少ぐらつきます。予めご了承下さい。