■感震センサーエラーのリセット時の注意事項

MonAmourモナムールに初めて感震センサーが装着されていますが、リセットの手順を間違えると事故の危険性がございますのでご注意下さい。

ペレットストーブ
モナムールの感震センサー反応時

感震センサーが働くと上記の様にエラー表示となりストーブは消火モードになります。

消火モードの時間は約25分間です。この時間で燃焼皿に残ったペレットを焼き尽くして排気ファンを含めたすべての運転を停止して完全OFFの状態にします。

リセットは背面のメインスイッチを一旦切って再び入れるとエラー表示は解除されます。

リセット後のストーブの稼働状況は下記の通りになります。

 

■着火モード(ディスプレイは「START」表示)の時、エラーとなった場合

直ぐにリセットするとストーブは再び着火モードで運転を始めます。

消火モード終了後、リセットすると同様に再び着火モード運転を始めます。

※これはエラーになった時の運転モードを記憶しているためです。

 

■燃焼モード(ディスプレイ表示は「WORK」)の時、エラーとなった場合

直ぐにリセットするとストーブは着火モードで運転を再開します。

消火モード終了後、リセットすると同様に再び着火モード運転を始めます。

※これはエラーになった時の運転モードを記憶しており着火モードから燃焼するためです。

 

■消火モード(ディスプレイ表示は「OFF」)の時、エラーとなった場合

直ぐにリセットすると消火モードをリセットする事になりますのでストーブは排気ファンが止まった完全OFFの状態になります。

消火モード終了後、リセットすると完全OFFとなり排気ファンは止まった状態です。

 

■問題は3項目の消火モードの時のリセット

通常操作での操作パネルで燃焼を終了する為に消火のパネル操作を行い、消火モード中に感震センサーが働きエラーとなった時に、直ぐにリセットすると排気ファンが止まってしまいます。火種が残っているにも関わらず排気ファンが止まってしまうと煙や熱が排出出来ずにペレットタンクやドアの隙間から室内に流れ込みます。最悪の場合はペレットタンクのペレットへ引火する場合も考えられます。

 

例としては、「ユーザーが就寝前に、ストーブを消火操作した。明日の朝の為にペレットを補充しようとペレットタンクのスライドカバーを激しく開けたところ感震センサーが働きエラー表示となったため、直ぐにリセットした。すると火種が残っており排気ファンが止まっているので火が燻りドアの隙間やペレットタンクから漏れ出した。」

 

通常の消火モード中に感震センサーが働いて、エラー表示をリセットしたい場合は、必ず消火モードが終わって火種がない事を確認した上で、リセットして下さい。

誤って消火モード中にリセットした場合は、操作パネルで着火ボタンを押して再スタートさせて直ぐに消火操作(消火モードにして)を行い、排気ファンを稼働させて完全に消火させて下さい。