■ペレットの供給が止まらない■

重大事故につながる可能性が高い不具合としてストーブをOFFにしてもペレットの供給が止まらないという不具合があります。具体的にはストーブ(ディスプレイ)がOFFになってもオーガモータが僅かに回転し続けて、ペレットが少しづつ落ちてきます。

夜消したのに朝になるとペレットが燃焼皿へ山盛りになっているというものです。残念ながらテルモロッシのストーブでも数件報告されております。原因はマザーボードの不具合です。

この不具合は現象が起きないと発見出来ないので非常に厄介な問題です。さらにもっとも問題なのは、火が燻った時に室内に煙が漏れ出す危険性があることです。これはFE式ストーブですと漏れ出す隙間があるのでシステム的に見直すべき課題の一つです。

メーカーと一体になってこの問題は対策に当たりたいと思います。もしこの様な事例がございましたら直ぐに弊社までご報告下さい。

対応としてはマザーボードの交換になります。それまでは消火後、排気ファンが止まったらストーブ背面のメインスイッチを必ず切って下さい。

出来れば交換まで使用を中止して下さい。

但し、消火途中でメインスイッチは絶対に切らないで下さい。