■エコサーモのALADINOリモコンのトラブル■

テルモロッシのペレットストーブには室温を設定すれば自動で火力・風量調整をしてくれるALADINOリモコンがあります。こちらのトラブルについてご説明いたします。

■充電してもすぐにバッテリー切れとなってしまう

■ストーブのそばにリモコンがないと反応しない

■リモコンの表示がおかしい

エコサーモのALADINOリモコンには充電池が内蔵されています。この充電池は携帯電話のバッテリーと同様に繰り返し充電や継ぎ足し充電などによりだんだん充電可能容量が少なくなります。(平均で2年から3年で交換が必要になります。)この様な状態で使用を続けると電波がストーブに届かずリモコンの表示通りの運転が出来なくなったり、リモコンの液晶表示が正しく表示されなくなったりします。この様な場合はリコモンに内蔵されているバッテリーを交換して下さい。

これまではバッテリー全体を新しいものに交換する必要がありましたが、最新のモデルは市販の充電池をご購入頂き、交換するだけでOKです。旧タイプのバッテリーパックをお使いのお客様はバッテリー交換が必要な場合には新しいタイプのバッテリーケースに交換される事をお勧めいたします。

<バッテリーを長持ちさせる秘訣は次の通りです。>

バッテリーは容量がほとんど少なくなったら充電して下さい。常に充電している状態でご使用はバッテリーの寿命を短くしますのでおやめ下さい。

<ご注意>

上記を疑う前に基本的な操作方法を忘れている方がいらっしゃいますので、もう一度下記を確認して下さい。

■充電はバッテリースイッチを「ON」にする!

充電をする際は必ずバッテリースイッチを「ON」にして充電して下さい。「ON」にしない場合、リモコンの表示は充電中の表示がされますが、バッテリーには充電されていません。

■チャンネルスイッチは触らないで!

バッテリーの近くの基盤にはバッテリースイッチに似たスイッチが2個並んでいます。これはリモコンの周波数を変えるスイッチです。(周波数切り替えチャンネル)

間違ってこのスイッチを「ON」にするお客様がいらっしゃいます。このスイッチは販売代理店以外の方は触らないで下さい。

(ストーブ本体側のマザーボードの受信機と周波数を合わせております。)

詳しくは取扱説明書を参照して下さい。

ペレットストーブ

■電波が届かない時のディスプレイ

ALADINOリモコンの電波が届かない(操作出来ない)場合のディスプレイ表示は下記のような表示が繰り返されます。主な原因は次の事が考えられます。

■ストーブ本体のメインスイッチが入っていない。

■バッテリーの容量が少なくなった。

■バッテリーの寿命(充電可能容量の低下)

 

※上記は「ストーブとの通信が出来ません」「電波が届きません」のサインです。アップデー中は通信状況により2~3分程度掛る場合がございます。この時リモコンのディスプレイ表示は「UP DATE」と表示されたままになります。少しお待ち下さい。あまりにも表示が変わらない場合はストーブ背面のメインスイッチやリモコンのバッテリースイッチを「入/切」してリセットしてみて下さい。

■新しいバッテリーケースの交換の説明

ペレットストーブ
ALADINOリモコン

こちらは旧タイプのバッテリーです。緑のパッケージで覆われています。こちらは新しいバッテリーケースへ交換します。


ペレットストーブ
上蓋ケースを外す

ALADINOリモコンの上蓋ケースを下のケースは3か所のネジで止まっています。(1か所は電池蓋を外すとあります。

これを外してケースを取ると左写真のように基盤が確認できます。


ペレットストーブ
基盤からソケットを抜く

基盤からバッテリーのソケットを抜いて古いバッテリーを取り除いて下さい。


ペレットストーブ
新しいバッテリーケース
ペレットストーブ

左は新しいバッテリーケースです。(電池蓋付き)

 

定価:2,500円(税抜)

※充電池は付属しておりませんので市販の充電池3本(単4x3本)をご購入下さい。

アルカリ電池等充電の出来ない乾電池は使用出来ません。


ペレットストーブ
交換

市販の充電池を取り付けて基盤へソケットを差し込んで下さい。


ペレットストーブ
完了

ケースの上蓋、下蓋を閉じて3本のネジで固定して下さい。

電池蓋は電池ケースと一緒に同封された新しい蓋に交換して下さい。


ご注意:初期のALADINOリモコンにはバッテリーのON/OFFスイッチをついていません。充電の際は必ずバッテリースイッチをONにして充電して下さい。OFFのままでは充電されません。またシーズンオフなど長期間使用しない場合はバッテリースイッチをOFFにして保管して下さい。

YouTubeにも交換要領の動画がアップされています。参考にどうぞ!

http://www.youtube.com/watch?v=Q-Vtpz4HtAs

 

■ALADINOリモコンのボタンの反応が鈍い

温風のボタンは反応が良いのに、火力のボタンは反応が鈍くなった等の症状が見られる場合は

ボタン部の酸化被膜による接触不良が考えられます。この様な場合は下記参照下さい。

■充電出来ない

充電の際、リモコンの電池マークが点滅しない場合、充電されていないません。下記を確認して下さい。

●充電器の確認

初期の充電器はパイロットランプが点灯しているか確認して下さい。点灯していない場合は交換が必要です。

新しい充電器はパイロットランプは点灯しません。リモコンの電池マークが点滅しているかで判断出来ます。

ペレットストーブ,テルモロッシ
初期の充電器のパイロットランプ

●リモコン内に断線はないか

充電器からリモコンへは充電ジャックにてバッテリーへ充電されバッテリーから基盤へ入り液晶へ情報を表示されます。この経路で断線などが無いか確認して下さい。

●先込みプラグの接触不良

充電器のコネクターとリモコンの差込口との接触不良の場合があります。接点復活剤などで改善出来る場合がございますのでお試し下さい。

●その他

充電器のケーブル内で断線している可能性もあります。テスターで電圧を確認して下さい。

直流5.5Vが確認出来れば正常です。